能・狂言の普及のための施設「OTABISHO横浜能楽堂」ランドマークプラザ5Fに4/18オープン

横浜能楽堂休館中の活動の一環として、能・狂言の普及のための施設「OTABISHO横浜能楽堂（おたびしょ よこはまのうがくどう）」が、4月18日神奈川・みなとみらいのランドマークプラザ5Fにオープンする。

OTABISHO横浜能楽堂では、「見る、知る、体験する、学ぶ」をコンセプトに、展示と講座を行う。展示スペースには、能装束、様々な種類の能と狂言の面、能で使う楽器などの展示のほか、横浜能楽堂の舞台を再現した模型などを展示。来店の記念となるグッズ販売も行う。

オープンに先立ち、4月14日にはオープニングパフォーマンスを開催。横浜市内の郷土芸能団体が練り歩いたあと、茂山千之丞と野村万之丞による「三番三／三番叟」をランドマークプラザ1Fサカタのタネガーデンスクエアで上演する。

OTABISHO 横浜能楽堂 概要

オープン日時：2024年4月18日11:00
入場方法：入場無料・予約不要
営業時間：11:00～20:00（年中無休）

OTABISHOというネーミングにこめた意味について

御旅所（おたびしょ）とは、神社の祭礼において神が人々と交流するために、本殿から御出（おい）でになる場所のこと。神に捧げる芸能としての起源を持つ能楽。横浜能楽堂のある紅葉坂をまっすぐ下りると辿りつくランドマークプラザ。そこでの活動を御旅所になぞらえました。「OTABISHO」とアルファベット表記とすることで、街に合った場所づくりをするとともに、海外からの来訪者にも親しんでいただきたいと願っています。