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フェイス、組織改革に向けて希望退職者を募集 日本コロムビアやドリーミュージックなども対象

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フェイスは、4月中旬から6月10日までの期間、組織改革に向けた転進支援施策として希望退職者を募集する。日本コロムビア、ドリーミュージック、KSRなど同社グループの正規従業員および契約社員で会社が転進支援施策の適用を認める者を対象とし、人員数は40名程度、退職日は9月30日を予定している。希望退職者には優遇措置として、特別退職金の支給および再就職支援会社のサービスを提供する。

同社は、転進支援施策を実施する理由について「当社を取り巻く事業環境は依然として厳しい状況が続いており、音楽業界の変革期に対応する体制を再構築するため」と説明している。また、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するために、「あるものを追うな。ないものを創れ。」という企業理念のもと、抜本的な組織改革を着実に推進すると伝えている。

転進支援施策の実施に伴い、2024年3月期において合理的に見積もることが可能な対象者にかかる特別退職金等の引当金として2億1,200万円程度の費用を特別損失として計上する可能性があるという。業績予想に与える影響については、現時点で対象者数および特別退職金総額等が未確定であることから、後日、確定次第公表するとのこと。