NexTone、前期経常を10%上方修正 コスト削減による利益率の改善など
NexToneは5月8日、2023年11月10日に公表した2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)通期連結業績予想の修正を発表した。
売上高を従来予想140億円から4.3%減の134億円(前期実績88億1,400万円)、営業利益を同6億円から8.3%増の6億5,000万円(同8億4,000万円)、経常利益を同6億円から10.0%増の6億6,000万円(同8億4,100万円)、親会社株主に帰属する当期純利益を同4億円から32.5%増の5億3,000万円(同6億3,100万円)と、売上高は若干減収となるものの、利益面は増益となり、特に親会社株主に帰属する当期純利益が大幅増益となる見込みだ。
同社は今回の修正について、「一般管理費中心にコスト削減により利益率が改善したこと、2023年9月より連結子会社となったレコチョクにおいて売上高が当初計画を上回るとともにコストコントロールも奏功したこと、及び中小企業等事業再構築促進補助金を特別利益に計上したこと等によるもの」と説明している。