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エイベックス、23年4月~24年3月期は最終利益64%減 今期は234%増を見込む

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エイベックス

エイベックスは5月9日、2024年3月期の連結業績(2023年4月1日~2024年3月31日)を発表した。

音楽事業の売上増加等により、売上高は1,333億8,700万円(前年度比9.7%増)となったものの、売上総利益率の低下並びにIP創出のための投資を継続したことに伴う売上原価及び販売費及び一般管理費の増加等により、営業利益は16億3,300万円(同51.7%減)、経常利益は15億600万円(同62.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億8,700万円(同64.0%減)となった。

音楽事業は、ライヴ、E-コマース及びマーチャンダイジングの売上が増加したものの、売上原価及び販売費及び一般管理費の増加等により、売上高は1,131億9,500万円(前年度比20.2%増)、営業利益は18億8,800万円(同19.4%減)となった。

アニメ・映像事業は、海外向けセールス及びイベント等のノンパッケージ売上が増加したものの、売上総利益率の低下及び販売費及び一般管理費の増加等により、売上高は161億1,800万円(前年度比5.7%増)、営業損失は1億2,900万円(前年度は営業利益6億2,100万円)となった。

デジタル事業は、映像配信サービスの合弁会社解消に伴い減収となったものの、同サービスの業務受託収入を計上したこと等により、売上高は29億3,500万円(前年度比76.2%減)、営業利益は8,300万円(前年度は営業損失1億1,700万円)となった。

海外事業は、印税収入の増加等により売上が増加したものの、売上原価及び販売費及び一般管理費の増加等により、売上高は56億8,400万円(前年度比9.3%増)、営業損失は1億6,100万円(前年度は営業利益4億7,700万円)となった。

その他は、売上高は5億8,600万円(前年度比28.6%減)、営業損失は4,500万円(前年度は営業利益4,800万円)となった。

2024年3月期の連結業績予想について、営業利益は22.4%増の20億円、親会社株主に帰属する当期純利益は234.3%増の33億円を見込んでいる。

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