レコチョク、TKC聖徳学園小学校アフタースクールでデジタル技術を活用した新しい音楽体験会を初開催
レコチョクは、3月26日にセリオが運営する放課後事業「TKC聖徳学園小学校アフタースクール」(東京都武蔵野市)にて、デジタル技術を活用した新しい音楽体験会を開催、幼児・小学生計45名が参加した。
レコチョクは「音楽市場の最大活性化」をミッションに事業を展開し、体験会の窓口を務めたアライアンス事業部では、幅広い業種の企業と提携し、「音楽×〇〇」という、音楽に新たな付加価値を掛け合わせた新しい音楽体験の実現機会を追求している。今回の取り組みは、さまざまな学びや遊びを通して、子どもたちの健やかな成長を支援する放課後事業を運営するセリオからレコチョクへ、音楽をテーマとした社会貢献活動の相談をしたことがきっかけでスタートした。その結果、両社それぞれの強みを活かし、「音楽×教育」をコンセプトにした体験会の実施を決定した。
体験会では、子どもたちが音楽やデジタルシステムへの関心を高め、楽しくものづくりを学ぶきっかけを提供するために、レコチョクでソフトウェアやハードウェアの開発を担当するNX開発推進部に協力を依頼した。部署名に「New eXperience(新しい音楽体験)」をはじめ、複数の意味が込められている同部は、昨年、「新しい音楽体験研究所」プロジェクトを立ち上げ、日本最大のDIY展示発表会「Maker Faire Tokyo 2023日(MFT)」へ音楽体験ができる作品を制作し、出展した実績がある。今回、MFTへ出展した3作品を参加する幼児・小学生の目線にあわせて仕様を改良し、作品に触れやすくすることで、より子供たちの興味を引き出し、新しい音楽体験を創出することを考えた。
当日は、教室にレコチョクのキャラクター「レコチョクマ」の着ぐるみが登場。子どもたちが歓声を上げ、盛り上がるなか、レコチョク社員が音楽をデジタル技術を使って多くの人へ届けていることを紹介。その後、参加者にもわかりやすい言葉で音楽をコンセプトにした3作品の仕組みなどを説明し、約1時間の体験会がスタートした。
体験会では、子どもたちが楽しそうに作品に触れ、気になることがあると質問したりと一人ひとりが楽しんだ。当初想定していた以上に準備した作品に対する関心が高かったという。
レコチョクでは、今後も「音楽に新しい付加価値を生み出す存在」として、企業の音楽活用やデジタル活用における課題への積極的な解決策を提案し、さまざまな領域とのコラボレーションを模索し、多様な分野と先進的な技術を組み合わせることで、「新しい音楽体験」の創造と提供を目指していくと伝えている。