WMJ、EARLY WINGとの提携によりJKバンド漫画「ガールズフィスト!!!! GT」の総合ディレクションを開始 アニメ制作も視野に5カ月連続で新曲リリース
ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ)は、KADOKAWA原作のロックバンド漫画「ガールズフィスト!!!! GT」に関して、SUZAKUレーベル(運営:EARLY WING)と提携。WMJではADA本部がこのプロジェクトを担当し、同作品における音楽制作・流通(ディストリビューション)・マーケティングの総合的なディレクションを開始した。
KADOKAWAは「ガールズフィスト!!!! GT」の漫画作品を原作権所有し、現在も紙および電子媒体にて漫画作品を展開している。従来より同作品はEARLY WING所属の声優陣がCVにとどまらず実際に楽曲演奏しライブパフォーマンスも行ってきたが、この提携により、音楽メジャーのWMJが楽曲制作とコンテンツ制作のディレクションに入ることとなった。アーティストの個性やタレントを伸ばし、より音楽性のある作品を発信していくと期待される。また、紙および電子媒体の漫画作品と楽曲のクロスメディアも視野に入れ、漫画作品、オリジナルYouTubeショートアニメおよび楽曲の3つの世界観を1つにまとめ上げ、立体的にファンに魅力を伝えていく。
楽曲制作面では、5月から9月にかけて2曲入りCDシングル4枚、6曲入りミニアルバム1枚の計14曲の新曲を連続リリース&配信していく。また、映像制作については、作品連動型の声優ロックバンドが出演するオリジナルショートアニメを、原作者描き下ろしの作画での“新生版”としてYouTube配信する。映像世界ではなく、リアルライブを含む関連イベントも開催していく。いずれも制作の実務面は、EARLY WINGがWMJのディレクションのもとで担当していく。
WMJでは同作品において、楽曲の音楽性だけではなく、声優陣の音楽家としてのタレント開発、漫画・YTショートアニメの総合的な成功を目指しつつ、将来のアニメ化(アニメ製作委員会立ち上げ)に繋げたい考えだ。
ADA本部長 エリック・ジュ氏コメント
以前より、漫画作品「ガールズフィスト!!!! GT」のキャラ個性やストーリー展開などに魅力を感じ、女性声優陣が実際に楽器を奏でロックをパフォーマンスする稀有な存在感にも注目してきた。通常ADAは楽曲のデジタル配信を担う部署だが、今回はこのプロジェクトを率いる機会に恵まれた。当社が音楽専門集団として音楽性を上げショートアニメ制作もディレクションでき、とても楽しみに感じている。作品のアニメ化を目指しつつ、アーティストのタレントを伸ばし、ショートアニメの魅力を高めていきたい。
EARLY WING “SUZAKU label” 音楽プロデューサー&ディレクター・Nemoken氏コメント
前作「ガールズフィスト!!!!」に引き続き今作「ガールズフィスト!!!! GT」でも音楽制作に携わっている。KADOKAWA、WMJの尽力で5カ月連続リリースするが、再び彼女たちの成長を見てもらえる機会が得られて大変うれしい。ショートアニメ「ガールズフィスト!!!! GT」の方も楽しんでいただきたい。また、LIVE会場で彼女たちの音楽をぜひ聴いていただき、アニメと音楽で彼女たちの成長と熱を感じていただきたい。
KADOKAWA 電撃コミック レグルス/電撃ツイッターマガジン編集長・高橋 輝氏コメント
2021年7月より連載の「ガールズフィスト!!!! GT」は、前作「ガールズフィスト!!!!」からの流れを汲み、なじみ先生が描く、笑いあり、友情あり、感動ありの原作漫画と、その作品性やキャラクターにリンクした魅力あふれる声優さん4人組ロックバンドによる地道な音楽活動で、ここまで一歩ずつ着実に進んできた。今後はWMJ、EARLY WINGによる熱く強力なサポートのもと、ロックコンテンツらしく、思いっ切り走り出していけることが何よりうれしい。その爆発的な展開にぜひ注目していただきたい。