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TikTokの新機能「Fan Spotlight」、ビリー・アイリッシュが最初のユーザーに

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TikTok公式ページより新機能「Fan Spotlight」のイメージ図

TikTokは5月21日、新機能「Fan Spotlight」を発表した。アーティストが自身のページで、ファンが作成した動画を紹介できるもので、ビリー・アイリッシュが先日実施した最新アルバムの発売キャンペーンで初めて使用された。

アーティストはファン作成のお気に入り動画を5つまで選び、TikTokプロフィールの音楽タブのトップにピン留めすることができる。これら動画は1週間固定され、その後に新たな動画を選べるようになる。選ばれた動画のクリエイターには通知が届く。現在はTikTok上の全アーティストがこの機能を利用できる。

同キャンペーンでは新機能のほか、ファン限定アイコンを入手するためのゲームや、アーティスト名・最新アルバムのトラック名の検索による特別アニメーションの公開など、ファンの能動的な行動を促進する仕掛けが取り入れられた。

ビリー・アイリッシュは2020年に同アプリの利用を開始。5,930万超のフォロワー数を抱える。TikTokによると、彼女の楽曲が使用された投稿動画の本数はそれぞれ「What Was I Made For?」で140万本、「Therefore I Am」で150万本超に上る。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「TikTokからアーティストとファンの交流を深める、とてもわかりやすい新機能。歌姫ビリー・アイリッシュが初のユーザーになったことから、彼女の所属するユニバーサル・ミュージックとTikTokが再契約で関係が良好になったことも伺える」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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