芸能花伝舎へ韓国ソウル特別市教育庁の研修団が視察、日本の廃校活用事例で
日本芸能実演家団体協議会(芸団協)は公式サイトで、5月22日に韓国・ソウル特別市教育庁の研修団が、芸能花伝舎へ視察に来た様子をレポートしている。
ソウル市でも少子化による学校閉鎖が増えているそうで、日本の廃校活用の事例のひとつとして見学に来たという。当日は19名の職員・学校関係者が集まり、芸団協からは計画時の問題意識、オープンに至るまでの経緯、現在の運営状況などを説明した。
また、実演芸術の稽古場利用の例として、新国立劇場バレエ研修所・演劇研修所のレッスンの様子も特別に見学したとのこと。
同団体は、「少子化という社会問題について国境を超えた学びの機会をいただき、芸団協にとっても大変貴重な機会となりました。数ある候補地の中から芸能花伝舎を選定いただいたことに感謝いたします」と伝えている。