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音楽的嗜好、10代には確立 30歳から関心薄れ

ビジネス 海外

ニューヨーク・タイムズ紙がSpotifyのデータを調査したところ、音楽の好みは一般的に13〜16歳の間に決まることが分かった。女性は13歳、男性は14歳がそれぞれ音楽的嗜好を形成するのに最も重要な時期とされる。また別の研究からは、30代になると音楽への好奇心が薄れてしまうという実態も明らかになった。音楽業界ニュースサイトのHypebotなどが伝えた。

Deezerの研究結果によると、音楽発見は24歳でピークに達し、31歳からは停滞。33歳までに一生聞き続ける音楽が決まってしまうという。30代から関心が低下する原因は、「選択肢の多さ(19%)」「責任の大きい仕事(16%)」「子育て(11%)」といったライフステージの変化が大きいようだ。
さらに、YouGovの調査では、個人が考える「音楽界で最も良い年代」は、その人が育った時代に大きく左右されることが判明。米国ではミレニアル世代(1982〜1999年生まれ)は90年代、X世代(1965〜1981年生まれ)は80年代、ベビーブーム世代(1946〜1964年生まれ)は70年代をそれぞれ挙げる傾向にある。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「女性は13歳、男性は14歳で音楽の好みがほぼ決まる。31歳で音楽発見が停滞し、33歳で一生聴く音楽が決まると調査結果。最近の日本は音楽の無関心層が2018年で20代8.9% 30代18.4% 40代29.9%だったがコロナ後の23年には20代46.2%(←誤植かと思った!) 30代46.2% 40代49.1%と由々しき事態」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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