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にじさんじ運営のANYCOLOR、23年5月~24年4月期は大幅な増収増益 今期も大幅増見込む

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通期業績サマリー

にじさんじ運営のANYCOLORは6月12日、2024年4月期の業績(2023年5月1日~2024年4月30日)を発表。当事業年度の業績は、売上高319億9,555万円(前年同期比26.3%増)、営業利益123億6,186万円(同31.4%増)、経常利益123億4,161万円(同30.6%増)、当期純利益87億2,599万円(同30.3%増)となった。

国内VTuberビジネスでは、にじさんじに所属する日本国内で活動するVTuber数は127人(前年同期比1名増加)となった。また、「にじさんじオフィシャルストア」や「にじさんじFAN CLUB」等の利用の際に必要となるIDであるANYCOLOR IDは126万3,000ID(同35%増)となった。海外VTuberビジネスに関しても、英語圏におけるVTuberビジネス「NIJISANJI EN」の拡大をはじめとして注力しており、VTuber数は31人(同1名増加)となった。

2025年4月期は、売上高390億円(前年同期比21.9%増)、営業利益148億円(同19.7%増)、経常利益148億円(同19.9%増)、当期純利益102億8,600万円(同17.9%増)と予想している。

多様なVTuberが所属するにじさんじの強みを活かしたユニット展開を加速し、既存ユニットの成長と新規ユニットの輩出や新規デビューを通してファンコミュニティのさらなる拡大を目指していく。また、VTuberの発掘・育成に取り組む「バーチャル・タレント・アカデミー」では、スタンダードなオーディションに加えて長期的な視点からマーケットを拡大するべく、様々なテーマでオーディションを開催し、多様な候補生を選出していく。ビジネス領域別には引き続きコマースとプロモーションが成長を牽引することを見込んでいる。また費用面では、直接変動費率については売上構成の変化や継続的なコスト改善を通じて引き続きの低減に取り組むとともに、その他原価や販管費については、事業規模の拡大に伴う組織や技術、スタジオへの投資と、コスト効率のバランスを取りながら事業運営を行っていくとのこと。

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