KeyHolder子会社のallfuzとGirlsAwardを企画・開催するAwardが合弁会社設立、海外アーティストの招致及び興行を展開
乃木坂46のプロデュース等を行うKeyHolderは、連結子会社であるallfuz(オルファス)が、日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward」を企画・開催する、Awardとの間で、主に海外アーティストの招致及び興行の展開を目的とする合同会社(持分法適用会社)を設立することを発表した。設立予定日は7月1日。
オルファスは、大手コンビニエンスストアにおける店頭販促企画案件や、同コンビニエンスストアブランドのインターネット販促企画の取扱いから、企業とIPを繋ぐキャスティング事業さらに、乃木坂46の公式ライバルグループとして昨年デビューした、Ligareaz Management(レガリアス マネジメント)が手掛ける女性アイドルグループ「僕が見たかった青空」プロジェクトへの資本参画及び、同グループのマーチャンダイジング全般を担うなど、様々な形で同社グループの広告代理店事業セグメントを担っている。
一方、Awardは「渋谷からアジアへ。そして世界へ」をスローガンに、2010年5月開催の第1回「GirlsAward 2010」から、直近の2024年5月の第25回「Rakuten Girls Award 2024 SPRING/SUMMER」に至るまで、国内最大級のファッションと音楽の融合による大型イベントの企画・開催を筆頭に、PR・広告事業、キャスティング事業などを多角展開するイベントプロデュース企業だ。同社はこれまでに、Awardが開催するGirlsAwardへの協賛を行っており、オルファスが同協賛ステージに係る制作面を請け負うなど、従前より良好な関係値を築いてきた。
そのような中、オルファス及びAward双方の強みを最大化させるにあたっての協業の可能性も含めた新たな動きを模索し、多様化するエンターテインメント業界に対し、国内IP・コンテンツ以外の側面からのアプローチが有効であるとして、新たな合同会社設立の案が持ち上がった。
その協議の結果、海外アーティストの招致及び興行の展開を主力事業に据え、イベントプロデュース事業、コンテンツプロデュース事業、広告代理・デジタルコンテンツ事業などの展開により、国内エンターテインメントの充実をはじめ、イベントを通じた集客及び音楽産業の発展による経済効果の創出、イベント主催者やプロモーターのブランドイメージの向上など、さまざまな面で多大な利益をもたらし、双方のさらなる事業規模の拡大に寄与することが期待できるとして、この度の合同会社設立に至ったという。
合同会社の概要
名称:HMFJ合同会社(HMFJ LLC.)
所在地:東京都港区南青山三丁目1番3号
代表職務執行者:長谷 勇希氏(Award 代表取締役社長)/勝 憲司氏(allfuz 代表取締役社長)
事業内容:国際興行事業、コンテンツプロデュース事業、イベントプロデュース事業、広告代理店事業、キャスティング事業等等
資本金:9,000,000円
設立年月日:2024年7月1日(予定)
決算期:6月
出資比率:Award(50%)/allfuz(50%)