エイベックス、ニッキー・ロメロ主宰レーベルとタッグを組み「GIANTKILLERZ」始動 次世代DJ/アーティストを発掘・育成
エイベックス主導のもと、日本のダンスミュージックシーン最大規模の次世代DJ/アーティスト発掘・育成プログラム「GIANTKILLERZ」(ジャイアントキラーズ)が、ローンチされることが発表された。
GIANTKILLERZは、世界に通用する新たなプロデューサー/DJを見つけ出し、グローバルマーケットに送り出すことを目的としたプロジェクトで、オランダが世界に誇るトップ・アーティスト、ニッキー・ロメロが主宰するレーベル「Protocol Recordings」とタッグを組み、日本在住の新しい才能、クリエイターを発掘、育成していく。
本プロジェクトを通し集まった応募者の楽曲は、Protocol Recordingsやエイベックスのレーベルスタッフが審査し、フィードバックが行われる。また、これまで数々のトップアーティストを輩出してきたオランダの育成システムを参照した教育プログラムも提供されるという。
なお、今年度のセレクションを勝ち抜いたクリエイターには、「Protocol Recordings / avex EDMからのリリース」「Protocol Recordingsが海外で主催する“Protocol Label Night”への出演」「Protocol Radioへの出演」「国内ナイトクラブへの出演」などのプライズを用意。優秀者は今年9月上旬に発表される予定とのこと。
さらに、7月12日に東京・ZEROTOKYOで行われる「Protocol Label Night」への出演がアナウンスされているニッキー・ロメロが、本プロジェクトのスペシャル・イベントとして、ダンスミュージックの制作手法について講義する「マスタークラス」と、応募者の楽曲に対するフィードバックを行う「デモドロップ」を日本で初めて開催することも明らかになった。世界のトップクリエイターであるNickyから直接レクチャーされる一夜限りの貴重な機会。GIANTKILLERZ応募者は参加できるとのこと。
今回の情報解禁に際して公開されたティーザー映像には、世界をツアーし、巨大フェスで自身のヒット曲でオーディエンスを湧かせているニッキー・ロメロの姿が映し出されている。世界のメジャー・ダンスミュージック・シーンでは、DJは単に音楽をDJ MIXするだけでなく、プロデューサーとしてオリジナル曲を発表することが当たり前で、それらヒット曲を携え、世界中を旅する姿は子どもたちの憧れの対象となっている。
本プロジェクトによって「DJという仕事は、日本ではまだ正しく認知されていない部分もある職業だが、本プログラムを通じてヒット曲を生み出し、世界で活躍するスターが誕生すれば、社会的にも経済的にも成功するDJ像を確立できるのではないか。ひいては、日本のマーケットにダンスミュージック・カルチャーが定着し、DJを取り巻くあらゆるスタッフがチャンスを掴むことができる持続可能なエコシステムを形成できるのではないか」というポジティヴな変化を生み出すことが期待される。エントリー締切は8月31日23:59まで。