音楽フェスでは約5人に1人がハーフマラソンと同等の距離を歩いていると判明〜味の素調べ

ビジネス レポート

味の素は音楽フェスシーズンに向けてフェス疲れの実態を明らかにすることを目的に、音楽フェスに参加した経験のある471名に対して「音楽フェスに関する実態調査」を実施した。

「音楽フェスで最後まで体力が持たずに楽しみ切れなかった経験はありますか」という質問に対して、48%が「よくある」「たまにある」と回答し、半数近くは音楽フェスに行って体力が持たなかった経験があることが判明した。長時間にわたって立ちっぱなしであることや、徒歩での移動が大きな負担となっていると考えられ、フェスを楽しむための体力維持の重要性が浮き彫りになった。

「音楽フェスに必ず疲労回復グッズ(エナジードリンク・サプリメント等)を持っていきますか」という質問では、「はい」と回答した人の割合が、音楽フェス参加回数5回以下では33%と約3人に1人であったのに対して、6回以上の常連では52%と半数以上に。“音楽フェスを経験すればするほど、疲労回復グッズの重要性に気づく”人が多いことが明らかになった。

「音楽フェスの後、筋肉痛や疲労を感じたことはありますか」という質問では、83%が「感じたことがある」と回答。さらに、そのうちの9割以上が、疲労感を翌日以降まで持ち越してしまっていたことが判明した。

「音楽フェスでの運動量はどれくらいだと感じますか」という質問では、「1時間ほどのランニング」以上の運動量と同程度だと回答した人が40%となった。さらに、実際の当日の歩数についても調査を行ったところ、約5人に1人が3万歩以上歩いたと回答。これは約20km、つまりハーフマラソンと同等の距離に相当し、その他のスポーツではプロサッカーやプロバスケットボールの試合で選手が走る距離の2倍にも匹敵するといわれている。このことからも、音楽フェスはかなり体力を使うアクティビティであり、しっかりと疲労対策をする必要があることがわかった。

「音楽フェスに関する実態調査」概要

調査対象:音楽フェスに過去、参加した経験がある人
対象人数:471名
調査方法:インターネット
調査期間:2024年5月17日~20日

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