京急電鉄、産学官連携での「みなとみらいエンタメ経済圏可視化コンソーシアム」に参画 音楽ファンが地域経済へ与える影響を可視化する実証実験を実施

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エンタメ経済圏可視化コンソーシアム コンセプトロゴ

京浜急行電鉄は、産学官連携プロジェクトとして、7月にみなとみらいエンタメ経済圏可視化コンソーシアム(構成員:横浜未来機構、横浜市立大学、DATTARUJIN)に参画する。

これは、世界に類を見ないほど大型音楽施設が集積している横浜・みなとみらいにおいて、MICE、観光客、エンタメ目的の来街者の多様なニーズや行動データを客観的に示すことが求められるなかで行うもので、同コンソーシアムでは、それぞれの強みを生かし、観光・人流データを活用してエンタメが地域経済や来街者の滞在時間に与える影響を可視化するとともに、イベント終了後の周辺地区や施設への回遊や経済消費を促進することを目的としている。

今後の実証プロジェクトとして、横浜の音楽施設における公演イベントと連動し、同コンソーシアムの一員である横浜市立大学の国際教養学部観光マネジメント研究室(有馬貴之ゼミ)の協力のもと、スマートフォンの位置情報やアプリ決済情報、アンケート調査等をもとに、音楽施設やイベントへの来場者を対象とした人流・消費データ分析等の実証実験を予定している。

京急電鉄では、同コンソーシアムにおける取り組みを通じて、国内外から横浜・みなとみらいエリアへ来街する音楽ファンの消費行動や滞在時間、地域経済へ与える影響を可視化し、将来的な移動課題の解消と利便性の向上を図ることで、横浜・みなとみらいエリアに多く集積する大規模音楽施設を起点とした周辺エリアの活性化や賑わいの創出につなげるとともに、新たな顧客層への京急沿線の魅力・認知の拡大を目指していく。

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