HYBE JAPANが韓国の芸能プロダクションVLASTと協業、バーチャルアイドルPLAVEの日本進出を支援
HYBEの日本本社であるHYBE JAPANは、韓国の芸能プロダクションであるVLASTと協業し、同社に所属するバーチャルアイドル「PLAVE(プレイブ)」の日本進出および日本国内におけるアーティスト活動を支援していくことを発表した。
PLAVEは、YEJUN(イェジュン)、NOAH(ノア)、BAMBY(バンビ)、EUNHO(ウノ)、HAMIN(ハミン)からなる5人組バーチャルボーイグループだ。2023年3月に韓国でデビューした後、様々な魅力がバイラルとなって韓国・アジア圏を中心に人気が急上昇しており、今最も注目されているK-POPグループの1つとなっている。
メンバーの動きや表情はモーションキャプチャーを活用した高い技術力でリアルに表現され、バーチャル空間だからこそ実現できる映像美や演出が楽しめるのもPLAVEの魅力の1つだ。またメンバー全員が作詞・作曲・振付制作を行うセルフプロデュースグループならではの高い音楽性と歌唱力、そしてライブ配信を中心とするファンとの双方向コミュニケーションが多くの人の心を惹きつけている。
今年3月にリリースした2ndミニアルバム「ASTERUM:134-1」の初動売上は56万枚を超え、韓国の音楽番組では名だたる人気アーティストを抑えて、バーチャルアイドルとして初めて1位を獲得し計2冠を達成。4月にソウルのオリンピックホールで行った自身初のオフラインコンサートには、チケット発売時に7万人がページにアクセスし販売開始10分で完売となった。PLAVEは次々に驚異的な記録を打ち立てており、K-POP界で新しい道を切り拓く存在となっている。
HYBE JAPANは、HYBEがもつノウハウやネットワーク、インフラを生かしながら、日本市場への深い理解に基づいて事業を展開するという「グローカリゼーション」を実践している。具体的には、HYBE LABELSをはじめとしたK-POPアーティストの日本における戦略設計、音楽流通、公演、商品企画・販売やライセンス、広告などのIP関連事業、コンテンツ制作、メディアブッキング・PRなどを行っているほか、コンサートを中心に様々な体験コンテンツを展開する公演事業モデル「THE CITY」プロジェクトや、テーマパーク・集客施設などとのコラボレーションなど、事業を立体的に創造し新しい顧客体験を設計・実現することを強みとしている。
HYBE JAPANにはこれまでもHYBE LABELS以外のアーティストの日本活動・事業の一部において協業した実績があるが、今回初めてVLASTとPLAVEの国内事業権に関する包括的な契約を締結することとなった。両者のシナジーを活かし、これから本格的に始動するPLAVEの日本活動を成功させ、素晴らしい顧客体験を届けられるよう努めていくとのこと。