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YouTube Music、生成AIでラジオ 鼻歌で楽曲検索も

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YouTube Musicは7月15日(※)、AIによるカスタムラジオ生成機能を試験展開していると発表した。まず米国の一部のプレミアムユーザーに提供し、将来的には対象を拡大する方針。併せて、一部ユーザーに提供していた音声による楽曲検出ツールを、iOSとAndroidの全ユーザーに提供開始する。Google関連のニュースサイト9TO5Googleなどが伝えた。

カスタムラジオ生成機能では、アプリのホームフィードに表示される「Ask for music any way you like」をクリックすると会話形式のUIが出現。カスタムプロンプトを入力、または過去の聴取履歴に基づき提案されたものを選択することで自分好みのラジオ局を作ることができる。例えば、「キャッチーなポップ・コーラス」や「アップビートなポップ・アンセム 」などがリクエスト可能だ。

一方の楽曲検出ツールは、検索ボタンを押すと波形ボタンが現れ、歌を歌ったり、ハミングしたり、演奏したりすることで、アプリの楽曲カタログを検索できる。Shazamでは実際の曲を再生しなければならないが、YouTube Musicでは鼻歌などで検索できるのが特徴だ。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「YouTube Musicが生成AIでラジオ機能、鼻歌で楽曲検索も。会話形式のUIからプレイリストを生成するのはSpotifyやAmazon Musicもすでに始めている。なおSpotifyではアルゴリズム・リスニングが総再生の34.3%で、その66.5%がラジオ型。音楽サブスクでラジオ機能はプロモーションで最重要ともいえる」

※初出時の7月7日を7月15日にお詫びして訂正いたします。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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