WOWOW、24年4月~6月期は経常利益126%増の16.5億円
WOWOWは7月31日、2025年3月期第1四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年6月30日)を発表した。
同社グループの業績は、累計正味加入件数の減少に伴い会員収入が減少したものの、映画事業などのその他収入が増加したこと等により、売上高は187億9,100万円と前年同期に比べ4億7,600万円(2.6%)の増収となった。また、前年同期にあった「スペインサッカー ラ・リーガ」などの大型コンテンツの放送・配信がなかったこと等により番組費が減少し、営業利益は13億9,800万円と同8億6,600万円(162.9%)の増益、経常利益は16億5,300万円と同9億2,100万円(125.9%)の増益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は11億700万円と同6億5,500万円(145.0%)の増益となった。
メディア・コンテンツは、累計正味加入件数の減少に伴い会員収入が減少したものの、映画事業や子会社の外部売上高が増加したこと等により、売上高は172億9,500万円と前年同期に比べ1億4,200万円(0.8%)の増収となった。また、番組費が減少したこと等により、セグメント利益は15億600万円と前年同期に比べ9億600万円(151.2%)の増益となった。
テレマーケティングは、前第2四半期連結会計期間に買収したフロストインターナショナルコーポレーションの売上が、当第1四半期連結会計期間の期首から反映されていること等により、売上高は23億5,200万円と前年同期に比べ2億1,400万円(10.1%)の増収となった。セグメント損失は1億1,100万円(前年同期はセグメント損失6,700万円)となった。
2025年3月期の連結業績予想は、5月15日に公表したものを据え置いた。