ソニーミュージックがイープラスを連結子会社化、アジア圏を含めたライブ市場の拡大を図る

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ソニー・ミュージックエンタテインメント

ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、クレディセゾン、イープラスは、SMEとクレディセゾンの合弁会社であるイープラスの資本構成見直しを行ない、SMEがイープラスを連結子会社化したと発表した。

SMEとクレディセゾンは、チケット事業の環境変化に伴い競争が激化する中、イープラスを、チケット販売にとどまらない総合ライブエンタテイメント企業としての業態変革に挑戦するため両社で協議を重ねた結果、クレディセゾンが保有するイープラス株式の一部をSMEに譲渡し、これにより、SMEはイープラスの株式の51%を保有することとなった。

本資本構成の見直しに伴い、イープラスは、SMEが持つコンテンツ・ソリューション・テクノロジー等の資産を活用し、アーティストなどのIPの収益を最大化する取り組みを強化すると同時に、独自のライブやイベントを国内外の企業と協業・共催し、アジア圏を含めたライブエンタテインメント市場の拡大を図っていく。

SMEは、「エンタテインメントビジネスの発展に向けてイープラスとの連携を促進し、ライブ・イベント業界全体の成長に寄与してまいります」と伝えている。

また、クレディセゾンは、中期経営ビジョンに掲げる「金融をコアとしたグローバルな総合生活サービスグループへの転換」に向けて、エンタテインメント領域においても多様な資本関係を構築し、セゾンカード会員へのサービス拡充を通じて中期経営ビジョンの実現を推進するとしている。