吉本興業グループのFANY、音声配信プラットフォーム「stand.fm」を事業譲受

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FANY、stand.fm

吉本興業グループのFANYは、stand.fmが提供する音声配信プラットフォーム「stand.fm」を8月1日付で事業譲受したと発表した。なお、本譲渡にともない、stand.fmは社名を「株式会社Stand Technologies」に変更。今後は音声AIサービスを中心としたAI事業に注力していく。

2018年11月にサービスを開始したstand.fmは、誰でも自分の音声配信チャンネルをつくることができ、声を通じてリスナーとの交流が楽しめる音声プラットフォーム。累計配信者数は14万を超え、エンタメからビジネスまで幅広いジャンルの配信者が活動している。stand.fm事業の譲受により、チケット・配信・ファンクラブなどのサービスを提供するFANYに音声プラットフォームが加わることになる。

FANY 代表取締役社長 梁 弘一氏コメント

これまで精魂込めて育てられた「stand.fm」を譲受することはとても光栄であり、ワクワクと同時に責任も感じております。譲り受けたからには全力で本サービスを大きくして参ります。

Stand Technologies 代表取締役 共同代表 河合 真吾氏コメント

「音声コンテンツはめちゃ面白いからもっと流行ってほしい」という思いと共にはじめたstnad.fmは今では14万人の配信者が使うプラットフォームとなり、サービスをはじめた頃と比べると音声コンテンツはだいぶ日常に浸透してきたように思います。これからの将来、もっと大きな、誰もが日常的に使うアプリにstand.fmがなっていくためにFANYさんに運営してもらえることは、これ以上ないベストな組み合わせだと思っています。FANYさんのもとで、今まで以上に面白いコンテンツがたくさん生まれる場所になることをリスナーとしても楽しみにしています。

Stand Technologies 代表取締役 共同代表 中川 綾太郎氏コメント

stand.fmはこの度、吉本興業グループであるFANYにグループインすることになりました。吉本興業に引き継ぐことができることを、大変嬉しく思います。stand.fmは2018年にサービスを開始し、成長を遂げてきましたが、より世の中に無くてはならないサービスになるには、コンテンツとエンターテイメントにおける知見が必要であると考え、今回の譲渡に至りました。吉本興業グループはサービス初期より、音声コンテンツの可能性を感じてくださり、多くの所属タレントの方々にも利用いただき、サービスを支えてくださいました。日本を代表するエンターテインメント企業である吉本興業グループに運営されていくことで、より新たな価値が生まれ、音声コンテンツでもっと楽しい毎日が広がっていくことを確信しています。

会社概要

株式会社Stand Technologies(旧:株式会社stand.fm)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル本館5F
代表者:代表取締役 共同代表 河合真吾氏・中川綾太郎氏
設立:2020年4月
事業内容:AI音声サービスVoice Space

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