24年上半期音楽ポップス興行規模トップはSixTONESの50.6万人、King Gnu/BE:FIRSTが続く〜ぴあ総研公表

ぴあ総研では、2024年上半期（1～6月）に開催された音楽ポップス公演の興行規模ランキングを公表。2024年上半期の1位はSixTONESで50.6万人、2位はKing Gnuで45.0万人、3位はBE:FIRSTで40.1万人となった。

1位のSixTONESは、同グループ初の4大ドームツアー全10公演を、2位のKing Gnuは、メジャーデビュー5年目にして5大ドームツアー全9公演を開催した。3位のBE:FIRSTは、2023年から続いた全国アリーナツアーを、2024年上半期に6会場14公演を行い完走したのに加え、東京・大阪でドーム公演を全4公演を開催した。

海外アーティストでは、ブルーノ・マーズを筆頭にTOP30に7組のアーティストがランクインした。ここ数年、興行規模ランキングの上位にランクインする海外アーティストは、K-POPアーティストが大半を占めていたが、2024年上半期は欧米のアーティストがTOP30に3組ランクインした。ランキング5位のブルーノ・マーズは東京ドームで7日間にわたって連続公演を行い、1995年のローリング・ストーンズが樹立した海外アーティストによる東京ドームでの連続公演記録に肩を並べた。また、22位のテイラー・スウィフトは、海外女性アーティストでは初の東京ドーム4日間連続公演を成功させた。

海外アーティストに限らず2024年上半期に開催された東京ドーム公演の数は計43公演（音楽ポップスの単独公演）で、これはコロナ禍前の2019年の同期間と比較して1.6倍の数字となり、東京ドーム公演が増えていることが、興行規模ランキングにも変化をもたらしている。

※コンサート開催会場の規模から割り出した興行規模は、実際の動員数と一致するものではないが、アーティストの動員力を測る指標となる。