広告・取材掲載

名古屋初出店のフェイスレコードが「愛知県アナログレコード白書」を公開、全体の20%は直近1年以内にレコード購入経験あり

ビジネス 音楽業界

アナログレコード専門店 Face Recordsを展開するFTF(エフティエフ)は、「Face Records NAGOYA CHUNICHI BLDG.(名古屋 中日ビル店)」の4月23日にオープンに関連し、愛知県におけるアナログレコードとレコード店に関する意識調査を実施した。

触れたことがある人は全体の76.6%、現在も持っている人は19%

「レコードに触れたことがある」と回答した人は全体の76.6%にのぼった。一方で「今も持っている」と回答した人も95人と全体の19%存在している結果となった。
※グラフ中()内の数値は回答者数

アナログレコードは現役コンテンツ

直近1年でレコードを購入した人のうち、新譜を購入した人は56%という結果となった。新譜を購入するということは音楽シーンやアーティストの最新動向に敏感であることを示し、アナログレコードを購入して楽しむという行為がアクティブなコンテンツとして成立していることを読み解くことができる。

一方で44%は中古レコードを含めてを購入しており、中古のアナログレコードについても依然として需要があることがわかる。新譜をきっかけにアナログレコードに興味を持ち、中古のレコードにも関心が広がっているのかもしれない。

2023年の年間音楽ソフト生産金額は前年比109%の2,207億円で、2年連続増加しており、アナログレコード生産金額は34年ぶりに60億円を超えたという事実(日本レコード協会、1月26日発表)からも、アナログレコードの需要が高まっていることがわかる。

※FTF調べ

調査概要

調査名:アナログレコードとレコード店に関する意識調査(7月)
調査期間:2024年7月23日
調査対象:愛知県在住の15歳~99歳の男女
回答者数:500名
調査方法:Webアンケート
調査機関:Freeasy

なお、名古屋中日ビル店にて4月23日にオープンして以降3か月間の売り上げを分析したところ、人気のタイトルトップ5は上記の結果となった。国内外を問わず人気の山下達郎「FOR YOU」がランクインするのは想定内だったが、1番人気は近年海外からも高く人気を集める大瀧詠一作品だった。その他にもイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が2タイトル、依然として人気の高い荒井由実(現:松任谷由実)などが名を連ねている。若いころ熱中していたアナログレコードを一時手放してしまったものの最近買い戻している人に人気のタイトル、また若い層が買い始めたタイトルにも両親の影響などで人気を集めた結果が出たものと思われる。