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河合楽器製作所、24年4月~6月期は赤字転落

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河合楽器製作所は8月7日、2025年3月期第1四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年6月30日)を発表。売上高は176億200万円(前年同期比18億400万円減)、営業損失は5億5,500万円(前年同期は営業利益7億7,800万円)、経常損失は2億2,700万円(前年同期は経常利益12億700万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億8,300万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益7億7,700万円)となった。

楽器教育事業は、プレミアムグランドピアノであるShigeru Kawaiシリーズの販売において前期に引き続き国内で好調に推移したが、新型コロナウイルス感染症拡大時の巣ごもり需要の反動や物価高に伴う消費者マインドの悪化などにより、売上高は144億2,800万円(前年同期比20億1,500万円減)となり、減産影響や材料費の高騰などにより営業損失は6億8,700万円(前年同期は営業利益6億4,900万円)となった。

素材加工事業は、供給先の生産調整により半導体関連部品の受注が減少したことなどもあり、売上高は22億8,200万円(前年同期比6,900万円減)となり、営業利益は1億4,700万円(同3,000万円減益)となった。

その他の事業は、医療機関向けIT機器販売の増加などにより、売上高は8億9,100万円(前年同期比2億8,100万円増)となり、営業利益は100万円(前年同期は営業損失2,700万円)となった。

2025年3月期の連結業績予想は、5月15日に公表したものを据え置いた。

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