フェイス、24年4月~6月期経常は3,300万円の赤字

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フェイスは8月14日、2025年3月期第1四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年6月30日)を発表した。

同社グループの当第1四半期連結累計期間の業績について、売上高は前年同期比3.7%減の33億7,000万円、営業損失は4,000万円(前年同期は営業損失4,000万円)、経常損失は3,300万円(前年同期は経常損失4,700万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億5,100万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失8,000万円)となった。

アーティスト向けプラットフォームおよび携帯電話向けコンテンツ配信における キャリア公式サイトサービスの売上、ならびに小売業向けポイントシステム運営プラットフォームにおける既存加盟店向けポイント発行の低迷により、売上高が減少。一方で、一部サービスの終了に伴う事業スキームの改善の結果、売上高は前年同期比24.5%減の3億9,900万円となり、セグメント損失は3,800万円(前年同期はセグメント損失4,900万円)となった。

セグメント業績については、主要デジタル商品の売上が伸長し、所属アーティスト等のライブや自主公演が開催され売上が増加したが、新譜パッケージ商品の延期や販売数の減少により、売上高は前年同期比0.0%増の29億7,000万円、セグメント利益は前年同期比14.8%減の1億400万円となった。

2025年3月期の連結業績予想は、6月21日公表のものを据え置いた。