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センイルJAPAN・サンミュージックブレーン 推し広告で提携、SUNPLUSの推し広告が可能に

ビジネス

センイルJAPANは、サンミュージックブレーンと推し広告に関する提携を発表した。この提携により、同社に所属するSUNPLUSの推し広告をセンイルJAPANを通じて出稿できるようになった。

推し広告は2016年ごろから流行り始めた韓国発祥の独自の応援文化で、2018年ごろから日本でも広まっている。推しを応援するためにファン自らが出す広告のことで、市場ではセンイル広告(誕生日広告)や応援広告とも呼ばれてるが、推し広告という呼称に統一。ファンは推しへの感謝や応援の気持ちを形にするため、日常生活の中で恩返しの意味も込めて広告を出している。

サンミュージックブレーンとセンイルJAPANの提携の経緯としては、韓国と日本の許諾に関する違いが前提としてある。韓国ではファンによる応援目的の広告であれば、アーティスト素材の使用を芸能事務所が黙認している場合がほとんどだ。

一方で、日本ではファンによる推し広告であっても、アーティスト素材の使用を認めていない芸能事務所が多く、許諾の関係で広告が出しづらい背景がある。このような背景から、ファンが推し広告を出しやすくするために、センイルJAPANはSUNPLUSの権利元であるサンミュージックブレーンと正式に提携した。今回の提携は、「ファンが安心安全に推し広告を実施できるようにすること」を目的としている。