【訃報】音楽プロデューサー・川添象郎氏が死去、83歳
音楽プロデューサーの川添象郎(かわぞえ・しょうろう)氏が9月8日に死去した。83歳だった。
今年2月に心停止により約半年の入院生活を送っていたが、同年9月に福島県内の自宅で療養しながら音楽活動を再開。8日に福島県内で亡くなった。
川添氏には取材などで大変お世話になりました。生前のご厚情に深く感謝し、心よりご冥福をお祈りいたします。
以下、Musicman インタビューより抜粋
1960年にニューヨークへ渡り、ショービジネスの世界に入ったのを皮切りに、舞台芸術の世界で活躍する一方、フラメンコ・ギタリストとして本場スペインでも活躍、1965年に帰国されて以降は、1968年に革命的ロックミュージカル「HAIR」の日本公演を実現、その後作曲家村井邦彦氏と共にアルファレコードを立ち上げ、ガロ、ユーミン(荒井由実)、サーカス、ハイファイセット、YMOなど数々のヒットを飛ばしてきたプロデューサー/ 川添象郎氏。その活動は音楽のみならず、新宿「エルフラメンコ」・六本木「キャステル」など今や伝説的な店舗の空間プロデュース、レノマ等のファッションブランドの立ち上げ、他にも数々のPRイベントまで、ジャンルを超えた幅広い分野で、常に時代の最先端を切り開いてきた。