Spotify、コカ・コーラとオレオがキャンペーン展開
Spotifyで9月5日、コーラ味のオレオ(サンド・クッキー)と、オレオ味のコカ・コーラの限定販売を記念したキャンペーン「Bestie Mode Digital Experience」が始まった。親友とその音楽的嗜好についての質問に答えると、パーソナライズされたプレイリストが作成され、親友と共有できるというものだ。
まず、コカ・コーラとオレオの製品に付いている、またはSpotifyのターゲット広告などに表示されている、キャンペーンQRコードをスキャンして「Bestie Mode」を起動。「親友のカラオケの定番曲は?」「親友が盛り上がる曲は?」といった質問への回答と、ユーザーのストリーミング履歴を基に、2人の友情の独特な雰囲気を反映したプレイリストが作られる。ユーザーにはソーシャル・シェア・カードが送られ、SNSで他者と共有できる仕組みだ。
Spotifyは今回のキャンペーンについて、ユーザーが1日に2時間を同社サービスに費やしているとした上で、「他社ブランドが何か楽しくて新しいものを提供するために、弊社が手助けする方法の1つだ」とコメントした。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「Spotifyでオレオ味コカ・コーラとコーラ味オレオのキャンペーン。友だちと質問に答えると二人の友情の雰囲気を反映したプレイリストをシェアできる。Spotifyが脚光を浴びだした2012年頃は「新しい音楽メディアが誕生した」ということで、こういうキャンペーンが実験的に色々出たが最近少なかった。これからどんどん成功例が出てほしい」
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。