広告・取材掲載

YouTubeショート、最長3分の動画アップロード可能に 他の新機能も追加

ビジネス 海外

YouTubeは10月5日、YouTubeショートに関するアップデートを発表した。同月15日から、クリエイターは最長3分の動画をアップロードできるようになる。 

同社はこの変更について「クリエイターからの要望が最も多かった機能」だと説明。アスペクト比が正方形または縦長の動画に適用され、同月15日以前にアップロードされた動画には影響しない。 

このほか、クリエイター向けに新たなテンプレート機能を追加。他のユーザーのショート動画を参考にして、動画を作成できる。また、ショート動画のカメラからYouTubeのコンテンツにアクセスして容易にリミックスが可能になる。さらに今年後半には、Google DeepMindが開発した動画生成AIモデル「Veo」が同プラットフォームに導入される予定だ。 

また、モバイル版アプリで新たにショート動画のトレンドページと、コメントのプレビュー機能、ホームフィードに表示されるショート動画を一時的に減らす機能も追加される。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「YouTubeショートが最長3分に。短めのMVならまるまる入ることになる。Spotifyなどサブスクでは一定以上再生されないと楽曲使用料が支払われないこともあり、3分程度の楽曲が増えている。このことからYouTubeショートでもTikTokのように音楽の比率が高まっていく可能性がある。なおTikTokは最長60秒から3分に、2年前には10分に。現在は一部ユーザーが最長60分の投稿が許されている」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。