コールドプレイ、 TikTokとRobloxで最新アルバムのキャンペーン

ビジネス 海外

コールドプレイが最新アルバム「Moon Music」の発売を記念して、 TikTokと、大人気のメタバースサービス「Roblox(ロブロックス)」でキャンペーンを展開している。Music Allyが10月4日伝えた。 

TikTokでは、コールドプレイのファンを対象とする新たなアプリ内体験の提供が開始。ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフトら過去にアプリ内体験を提供してきたアーティストと同じく、ゲーミフィケーションの側面が強いものとなっている。 

ファンは4つのタスクを完了することで、コールドプレイをテーマにしたプロフィール・フレームを獲得できる。このタスクの1つは、TikTokの「ミュージックアプリに追加」機能を使って、コールドプレイの新曲をストリーミングライブラリーに追加することだ。

一方のRobloxでは、所属レーベルのワーナー・ミュージック・グループ(WMG)が、メタバースゲーム開発を手がける米Gamefamと提携し、既存の4ゲームタイトルでコラボレーションしている。

「Car Dealership Tycoon」「Tower of Misery」「Starving Artists」「Really Easy Obby」の各ゲームでバーチャルアイテムが入手でき、4ゲーム全てのチャレンジをクリアしたファンには「コールドプレイのエンジェル・ムーン・ヘッド」がプレゼントされる。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「コールドプレイが最新アルバム「Moon Music」をTikTokとRobloxでプロモーション。どちらもゲーミフィケーションを取り入れている。Robloxは日本で認知が低いので繰り返取り上げるようにしているが、子ども中心に毎日8000万人が集まる大人気のメタバース。空間内でいろいろなゲームをみんなで楽しめるのが売りだが、4つのゲームでコールドプレイのチャレンジをクリアするとRobloxで使えるアイテムがプレゼントされる」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。