Spotifyで再生数を増やすには? アルゴリズム攻略のアドバイス
音楽業界ニュースサイトのHypebotが、Spotifyで再生数を増やす方法をアルゴリズムの観点から解説している。プレイリストやメタデータ、ターゲティングなど多くの要素で、自身の楽曲とアルゴリズムの相性が良いことが重要だと述べている。
例えば、アーティストであることを明確化するため、プロフィールをカスタマイズする必要があると指摘。「ディスカバリーモード(パーソナライズプレイリストに楽曲をプッシュ)」や「マーキー(全画面広告。国内未対応)」といった機能を活用することで、アルゴリズムにおけるプロフィールのパフォーマンスを最適化することもできるという。
また、Spotifyのアルゴリズム(特に「リリース・レーダー(新譜のパーソナライズプレイリスト)」)は、リリース後24〜48時間にパフォーマンスの良い新譜を優先すると説明。「Spotifyコード(QRコードのようなシェア用の固有コード)」や「プレセーブ(配信前のアルバムやシングルを事前に予約できる機能)」を使い、既存のファン層にリリース直後の新作をストリーミング、保存、共有するよう促すことが大切だとしている。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「Spotifyで楽曲を公開したのに再生数が伸びない。多くのミュージシャンが経験する悩みだろう。HypebotがSpotifyで再生数を伸ばすコツを解説した記事があったので紹介。ポイントは『アルゴリズム攻略』。プロフィールを丁寧に編集したり、Spotifyコードのシェア、プレセーブの活用などが大事だ。他にも個人でできることは色々あるので今後も紹介していきたい」
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。