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YouTube Premiumの廉価版プラン、復活か?(日本だと初に)

ビジネス 海外

YouTubeの有料会員サービス「YouTube Premium」の廉価版となる「YouTube Premium Lite」のプランが再登場する可能性が浮上している。親会社のGoogleはこれについて、オーストラリア、ドイツ、タイで「YouTube Premium Liteの『別バージョン』」をテストしていることを認めた。家電とデジタル・サービス専門のメディア「Android Authority」などが10月16日報じた。 

YouTube Premium Liteプランは2021年から一部の地域で試験展開されていたが、昨年に廃止された(日本は未対応)。標準のPremiumプランの約半額で提供されYouTube Musicへのアクセス、オフラインダウンロード、バックグラウンド再生といった機能を削りつつ、動画から広告を排除していた。 

Googleが指す「YouTube Premium Liteの『別バージョン』」が、以前のものとどう異なるのか詳細は不明だが、新しいLiteプランは広告を完全に削除するのではなく、「限定的な広告」を表示する格好となるもようだ。 

インターネット上では数カ月前から、契約画面にLiteプランが表示されているという複数の報告が寄せられていた。あるオーストラリアのユーザーは、月額11.99豪ドル(約1,210円、標準のPremiumプランは22.99豪ドル)と表示されているのを見たと証言している。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「YouTubeの有料が高い!からもっと安いのも用意してくれという要望は多いが、YouTube Premium Liteのプランが再登場(日本はそもそも無かったけど)するかも。オーストラリアで「月額11.99豪ドル(約1,210円、標準のPremiumプランは22.99豪ドル)と表示されているのを見た」と証言するユーザーも。日本に当てはめると680円ぐらい?」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。