広告・取材掲載

TuneCoreの親会社believe、レーベル・サービスと出版事業でグローバル戦略

ビジネス 海外

TuneCoreを傘下に持つbelieveは10月15日、音楽部門のグローバル責任者であるロマン・ヴィヴィアン氏の下に再設計した「グローバルミュージック戦略」を発表した。アーティストのさらなる発展を促し、キャリアのあらゆる段階にあるアーティストとレーベルのために生み出される価値を高めることを目指す。 

英独仏を統括する欧州部門の社長でもあるヴィヴィアン氏は、believeの世界的な音楽およびアーティスト開発戦略を立案する責任も担っている。 

さらに同氏には、アーティスト・サービス(レーベル・サービス)事業の拡大を図るほか、レーベルやアーティストにディストリビューション、マーケティング、デジタル・プロモーションを提供する「レーベル&アーティスト・ソリューション」事業ライン、およびグループの出版事業で相乗効果を生み出すことも求められている。

なお、アーティスト・サービス事業では、次世代のデジタル・アーティストをトップに押し上げ、それを維持することを目的とした「オーダーメイドの市場開拓とオーディエンス開発戦略」を14カ国超で提供している。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「TuneCoreを傘下に持つディストリビューター最大手believe。今や国によってはメジャーレーベルに匹敵する売上シェアを持つが、楽曲を単に配信するだけでなく、アーティストの制作・宣伝・マネジメントをレーベルのように提供するするサービスと音楽出版を活用して世界戦略を進めると再宣言。春先、ヴィヴィアン氏にインタビューしたがターゲットのひとつが日本だ 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

関連タグ