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YouTube広告収入、第3四半期は12%増加 「YouTube Musicがサブスク成長の原動力に」

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米グーグルの持ち株会社アルファベットは10月29日、2024年第3四半期(79月)のYouTube広告の売上高が892,100万ドル(約1兆3,700億円)となり、前年同期比12.2%増加したと発表した。四半期としては過去2番目に良い業績で、市場予想(88億9,000万ドル)を上回った。 

グーグルのスンダー・ピチャイCEOは好調の理由として、YouTube Musicがサブスクリプション収入の拡大に貢献したことと、AIの動画おすすめ機能が向上したことを挙げた。

YouTubeの広告収入とサブスク収入を合わせた過去4四半期(1年間)の売上高は、初めて500億ドルを超えた。 

なお、YouTubeのサブスク収入は単体で公表されていない。これが含まれる「グーグルのサブスク、プラットフォーム、デバイスの売上高」は106億5,600万ドルと27.8%拡大した。 

アルファベット全体の純利益は、33.6︎%伸びて263億100万ドル。売上高は8826,800万ドルと15.1%増加した。営業利益は33.6%増の285億2,100万ドルとなり、これをベースとした利益率は32%で、1年前から4ポイント改善した。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「YouTubeの年間売上(過去4x四半期)は初めて500億ドル(7.5兆円)を突破。YouTube Musicの好調が貢献した。ここのところ世界の音楽サブスクはSpotifyとYouTube Musicが勝ち組になりつつある。YouTube Premiumの廉価版が再登場の噂もあるが音楽サブスクが含まれるかは不明だ」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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