Instagramのパフォーマンスを最適化 アーティストがインサイトを活用するコツ

ビジネス 海外

音楽業界ニュースサイトのHypebotが、エンゲージメントの最大化に向けたInstagramのアカウントインサイトの活用法を解説している。 

例えば、フォロワー数の増減には理由があるため、まずはエンゲージメント率を確認することを推奨。アルゴリズムは、高エンゲージメントのコンテンツを好むとも指摘した。 

また、その投稿を見たユーザーの数である「リーチ」を伸ばしたい場合は、スニペット音源(楽曲の一部)や舞台裏映像、ライブパフォーマンス映像などさまざまなタイプのリール動画を投稿し、それらのパフォーマンスから最も効果的なものを導き出す。インサイトでフォロワーが最もアクティブな時間帯を分析してピーク時に投稿したり、ハッシュタグで人気なものやニッチなものなどを組み合わせたりすることを勧めた。 

さらに、投稿を保存したユニークアカウント数を示す「保存」の改善には、感動的なストーリーなど共有しやすいものや、トレンドやミームを意識したコンテンツの作成を助言。キャプションに質問を投稿してコメントや交流を促したり、「この曲をシェアしてください」とファンにお願いしたりすることも効果的だと述べた。 

インサイトを表示するには、ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントが必要。プロフィールを開き、「インサイトを見る」をクリックする。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「アーティストがInstagramのデータをどう活用すべきか、アドバイスをまとめた記事があったのでピックアップ。どうしてもフォロワー数の増減を追いがちだが、エンゲージメント率がアルゴリズム攻略にはより重要。他にもヒントが書いてあるので読んでみてほしい。なおアスセス分析できるインサイト機能を表示するにはビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントが必要」

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。