スペースシャワーSKIYAKI HD、24年4月~9月期は14%減益
スペースシャワーSKIYAKIホールディングスは、2025年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2024年4月1日~9月30日)を発表した。
売上高は105億8,164万円と前年同期比16億5,884万円増(同18.6%増)、営業利益は5億8,127万円と前年同期比1億252万円減(同15.0%減)、経常利益は5億8,238万円と前年同期比9,676万円減(同14.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は3億2,397万円と前年同期比1億95万円減(同23.8%減)、EBITDAは9億1,548万円と前年同期比9,928万円増(同12.2%増)となった。
コンテンツ セグメントは、ライブハウス事業やエンタテインメントカフェ事業における店舗ビジネスでは、稼働率、来場者数の好調な推移などにより、前年同期比で増収増益。イベント事業は、国内最大規模ヒップホップイベント「POP YOURS」がチケットソールドアウトでの開催となったものの、「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2024」で台風10号の影響からチケット払い戻しを実施したことにより、増収減益となった。この結果、売上高は57億5,714万円と前年同期比4億7,844万円増(同9.1%増)となり、セグメント利益(営業利益)は5億3,977万円と前年同期比1億1,918万円減(同18.1%減)、セグメントEBITDAは6億7,238万円と前年同期比9,290万円減(同12.1%減)となった。
ソリューション セグメントは、ディストリビューション事業で、音楽配信売上が好調に推移。また、プラットフォーム事業では、「Bitfan Pro」及び「Bitfan」を中心としたファンクラブの有料会員数が132.7万人となり、ストック収益であるファンクラブ売上及びフロー収益であるクリエイターグッズ等のEC売上がいずれも好調に推移し、前年同期比で増収増益となった。この結果、売上高は48億2,450万円と前年同期比11億8,040万円増(同32.4%増)となり、セグメント利益(営業利益)は7,405万円と前年同期比6,983万円増(同1,654.7%増)、セグメントEBITDAは2億7,565万円と前年同期比2億4,535万円増(同809.8%増)となった。
通期予想は、8月9日に公表したものを据え置いた。売上高は前期比21.3%増の195億7,800万円、営業利益は同24.4%増の7億6,900万円、経常利益は同25.5%増の7億7,700万円、親会社株主に帰属する当期純利益は45.1%増の4億600万円になるとみている。