広告・取材掲載

ビデオリサーチ、アジア・アメリカ12の国と地域で「日本のタレント・アーティスト」人気度を調査 「アーティスト」部門で宇多田ヒカル、LiSAが複数の国と地域で首位を獲得

ビジネス レポート

ビデオリサーチは、日本のコンテンツ制作の発展に貢献することを目的に、アジア・アメリカ12の国と地域で、一定の世帯所得を有し、有料ストリーミングサービスプラットフォームの視聴が可能な男女15~59歳を対象に、日本のタレントとアーティストの人気度調査を実験的におこなった。
 
なお、本記事では「アーティスト」部門にフォーカスする。「タレント」部門はビデオリサーチの公式サイトにて。
 
東アジアでは、「宇多田ヒカル」が上位。バラードが魅力のアーティストが支持されている
 
台湾、香港の1位をはじめ「宇多田ヒカル」が上位にランクイン。2022年に配信され、日本だけでなくアジアを中心に世界的に人気を集めたNetflixのドラマ「First Love 初恋」では、彼女の楽曲が使われており、作品の人気と比例していることも考えられる。また、「宇多田ヒカル」のほかにも、バラードが魅力のアーティストが支持を集めている。
 
東南アジアでは、「AKB48」など各地で活動を展開するアイドルグループが人気
 
特にインドネシアやタイでは「AKB48」や「HKT48」の人気が高くなっている。アジア各地でのイベントや現地に姉妹グループ(BNK48、JKT48など)が存在していることにより、アイドル文化や音楽が人気を集めていると考えられる。
 
インド・アメリカでは、人気アニメ主題歌を歌う「LiSA」が上位。他にもメタル系など多様な音楽性への注目度が高い
 
アニメ「鬼滅の刃」の主題歌を歌う「LiSA」が上位にランクイン。特にインドは2024年国内最大のアニメイベント「コミコン」が話題になるなど、アニメ映画やアニソンへの人気が高まっている様子がうかがえる。また、アメリカは2016年に米ビルボード総合アルバムチャートで39位にランクインし、世界のメタルロックファンから支持される「BABYMETAL」が1位になるなど、日本のアニメやロック、ポップスといった異なる音楽スタイルが幅広く受け入れられている。
 

<調査概要>

調査期間:2024年7月17日~7月25日
調査地区:中国(北京・上海)、韓国、台湾、香港、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム(ハノイ・ホーチミン)、インド(デリー・ムンバイ)、アメリカ(N.Y・LA)
調査対象者:一定の世帯所得を有し、有料ストリーミングサービスプラットフォームの視聴が可能な男女15~59歳
有効標本数:12,000サンプル(各国1,000サンプル)
※男女各15~19歳/20~29歳/30~39歳/40~49歳/50~59歳 各100s
調査手法:WEB調査
対象タレント数:タレント194名、アーティスト162組
質問内容:タレント・アーティストの認知・好意、利用動画配信サービス、日本の映画・ドラマ・バラエティー視聴経験と視聴方法

関連タグ