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エムアップHD、24年4月~9月期は35%増益 通期予想は上方修正

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エムアップホールディングスは、2025年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2024年4月1日~9月30日)を発表した。

売上高は122億6,600万円(前年同期比38.4%増)、営業利益は19億5,700万円(同34.3%増)、経常利益は19億8,000万円(同34.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は8億3,400万円(同4.8%増)となった。

コンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業等の売上高は90億8,400万円(前年同期比37.4%増)、コンテンツ事業に係るEC事業の売上高は11億8,400万円(同36.8%増)となり、コンテンツ事業全体の売上高は102億6,900万円(同37.3%増)となった。業容が拡大したこと及び為替相場の影響によりドル建てで決済するサーバー代が高騰したこと、将来の新規事業へ向けた事業投資、人件費の増加などがあったものの、セグメント利益は17億8,200万円(同23.9%増)となった。

電子チケット事業の売上高は19億8,300万円(前年同期比44.8%増)、セグメント利益は5億5,800万円(同40.8%増)となった。

上記2つのセグメントに属さない、主にキャラクターグッズやアパレルなどが含まれている、その他事業の売上高は1,300万円(前年同期比25.4%減)、セグメント損失は1,800万円(前年同期は2,200万円のセグメント損失)となった。

通期見通しについては、想定を超えてファンクラブ/ファンサイトの有料会員の獲得が進んだことや、それに連動しその他のセグメントにおいても業績が好調に推移したことから、期初に公表したものを上方修正。売上高は240億円(前年同期比29.2%増)、営業利益は39億円(同38.1%増)、経常利益は39億円(同36.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億円(同35.0%増)を見込んでいる。