BTSのジン、TikTokで初ソロアルバムのキャンペーン

TikTokは11月15日、BTSのジンの初ソロアルバム「Happy」の発売を記念したアプリ内体験「#HappyProject」の提供を開始すると発表した。

ファンは、TikTokで「Jin」または「BTS」を検索してキャンペーンに参加。提示されたミッションをクリアすると、期間限定の独占プロフィールフレームを獲得できる。また、アルバム収録曲「Running Wild」を使用したJ-Hopeとのダンスチャレンジ動画などの限定動画も公開され、この動画に「Happy」とコメントしたファンには「サプライズ」が用意されている。

コールドプレイや、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフトら過去にアプリ内体験を提供してきたアーティストと同じく、ゲーミフィケーションの側面が強い。

TikTokによると、K-POPは同プラットフォームで最も急成長しているジャンルの1つで、2023年にはK-POPアーティストが「世界で最も視聴されているアーティスト」の半数を占めた。K-POPのハッシュタグは6,240万件の投稿を生み出し、6,620億回の動画再生回数を記録したという。

（文：坂本 泉）  

榎本編集長「BTSのジンが初ソロアルバム「Happy」でTikTokの〝アプリ内体験〟を使った展開を発表。アプリ内体験は単純なショート動画のシェアとは異なり、楽曲をサブスクに保存したり、ツアー動画を見たりハッシュタグを投稿したファンには、専用のプロフィール・フレームやオリジナル・ブレスレッドの画像素材がプレゼントされるなどゲーミフィケーションが入る。楽曲中心になりがちなTikTokでファンダムを構築できるツールとして開発されたと見ている」