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カルチュア・エンタテインメント、デジタルマーケティングカンパニー XROSSOVERの全株式を取得

ビジネス

カルチュア・エンタテインメント グループ(CEG)は12月2日、デジタルマーケティングカンパニーであるXROSSOVERの全株式を取得し、子会社化したことを発表した。

CEGは、20社を超える企業グループを形成し、映像・音楽・出版・グッズなどエンタテインメントコンテンツの企画・制作事業を展開している。2022年3月には、共同幹事として企画製作した映画『ドライブ・マイ・カー』が第94回アカデミー賞 国際長編映画賞を受賞するなど、エンタメコンテンツ開発において多数の実績を有している。

また、徳間書店や主婦の友社などグループ会社においても、書籍やコミックの出版、メディア事業、人気IP(知的財産)のグッズ化、音楽フェスの企画・制作等を手掛けるなどグループ全体で幅広い事業を展開し、人々の生活に寄り添うエンタテインメントを提供。本年10月には持株会社体制へと移行し、各事業の責任と権限を明確化することで、迅速かつ果敢な意思決定を実現し、事業成長の加速を目指している。

XROSSOVERは、デジタルマーケティング領域のエキスパートとして2017年に設立。単に上流の提案で終わるコンサルティングにとどまらず、施策・実行フェーズまでも対応することでプロジェクトを一気通貫で進行し、デジタルの力を活用してクライアントの企業価値最大化に取り組んできた。

近年ではさらに「現場ファースト」を掲げ、伴走型の支援を通じてクライアント組織内におけるデジタルノウハウの浸透を促進し、持続的成長への貢献を果たすことで、事業拡大を図ってきた。

今回の成長型M&Aを通じて、クロスオーバーが強みとするデジタルマーケティングにおけるソリューション力を駆使し、CEGが展開するエンタテインメント事業のデジタル分野における事業競争力の強化を図っていく。

カルチュア・エンタテインメント グループ 代表取締役 社長執行役員 中西 一雄氏

エンタテインメントビジネスにおいても、デジタル分野の存在感は日を追うごとに増しています。デジタルの世界がビジネスの中心となりつつある現在、クロスオーバーがCEグループ内でデジタルマーケティングを推進することで、私たちの手掛ける全ての事業で質的転換が実現され、競争力が強化されることを期待しています。また、クロスオーバーが今後も成長を遂げ、デジタルマーケティング分野で圧倒的な存在感を発揮することにも期待しています。

クロスオーバー 代表取締役 森 寛弘氏

この度、さらなる成長と革新を目指し、カルチュア・エンタテインメントグループの一員として新たなスタートを切ることになりました。これまで築いてきた独自の価値を基盤に、グループ全体の力を活かし、私たちのビジョンである「デジタルで未来を明るくする」をさらに深化させていきます。今回のM&Aは、私たちにとって大きな一歩であり、業界をリードする存在としてお客様により良いサービスと新たな体験をお届けできるよう、尽力してまいります。