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YouTube、米テレビ総消費量で2位 ポッドキャストはSpotify抜き首位に

ビジネス 海外

米調査会社ニールセンは11月24日、メディア企業別のテレビ総消費量をクロスプラットフォームで総合的に表示する「メディア・ディストリビューター・ゲージ」 の10月分を発表した。 

米国のテレビ総視聴における最大のシェアを確保したメディア・ディストリビューターは、ウォルト・ディズニー・カンパニーで11.7%。2位にYouTube(10.6%)がつけている。 

YouTubeは、6位のNetflix(7.5%)、8位のアマゾン(3.6%)を大きく上回った。SpotifyとApple TV+は共に掲載なし(シェア1%未満)となっている。 

なお、YouTubeは別の統計で、Spotifyを抜いて米国のポッドキャスト利用のトップサービスに躍り出たとされる。 

Digital Music Newsは、YouTubeの米国での存在感は、コンピューターやモバイル機器にとどまらず、スマートテレビを通じた家庭でのエンターテインメントにまで及んでいると指摘した。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「米テレビ総消費量、1位はディズニー(複数の放送局と動画配信を持つ)で11.7%、2位にYouTube TVの10.6%が迫る。3位から5位にオールドメディアが並んで、6位Netflix(7.5%)、8位アマゾン(3.6%)、Apple TV+は共に掲載なし(シェア1%未満)となった。スマホ視聴などを含めればYouTubeは事実上、ナンバーワン・ステーションだろう。ポッドキャストの首位はAppleからSpotify、YouTubeと変遷。Vodcast(目を切って耳だけでも楽しめる動画)の流行が大きいだろう」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。