Fender Flagship Tokyo、建築アワード「ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル」にて“Retail of the Year”を受賞
フェンダーの旗艦店であるFender Flagship Tokyoは、世界的に権威のある建築アワード「World Architecture Festival(WAF)」にて、リテール部門の最高賞である「World Retail Project of the Year」を受賞したことを発表した。
WAFは、建築家やデザイナーにとって国際的な評価基準とされる最も重要なアワードの一つ。今年は70を超える国から2,500点以上の応募作品が寄せられ、世界中の名だたる建築プロジェクトが競い合った。
受賞プロセスは2段階に分かれており、まず各部門のトップ10プロジェクトが選出され、その後、シンガポールで開催された授賞式にて代表者がプレゼンテーションを行い最終的な受賞者が決定する。
Fender Flagship Tokyoは、国内外で高い評価を受けているクライン ダイサム アーキテクツ(Klein Dytham architecture, KDa)がデザインを手掛けた。2023年6月に東京・原宿にオープンしたこの旗艦店は、全4フロアにわたり、現代の多様なプレイヤーのニーズに応える楽器製品とともに、体験型の空間を提供している。
楽器の展示販売だけでなく、アパレルの取り扱いやイベントを通してフェンダーのランドに没入でき、ギター未経験者にもアプローチしやすく、フェンダーの職人技やその伝統にも触れることができる、音楽体験とデザインが融合したフェンダーならではの空間となっている。
今回の「Retail of the Year」の受賞は、Fender Flagship Tokyoがリテールデザインの面でも世界的な注目を集め、フェンダーブランドの革新性とクリエイティビティを象徴する存在であることを証明した。
WAF 審査委員長 レイトン・リード氏
ブランド体験を考慮した、非常にパワフルなデザインとなっており、すべてが楽器を中心に展開されています。素材感やディテールの表現が適切に抽象化され、それがメッセージを伝える非常に効果的な方法となっています。」さらに「ストアは、フェンダーの物語に包み込まれるような体験を提供し、訪れる人々をロックスターにしてくれる場所だと感じることができました。
フェンダーミュージック 代表取締役社長 アジアパシフィック統括 エドワード・コール氏
この度、この名誉ある賞を受賞でき、大変光栄に思います。この受賞は、クライン ダイサム アーキテクツとフェンダーチームによる先進的でビジョナリーな取り組みの成果です。Fender Flagship Tokyoは単なる店舗を超え、創造性、革新性、そして音楽の精神が息づく丹念に設計された特別な空間です。素材の選定や内装デザイン、そして没入感のある雰囲気に至るまで、すべてのディテールにフェンダーの豊かな伝統を映し出すと同時に、現代のプレイヤーたちが新たなステージに挑むためのインスピレーションを与えることを目指して作り上げられました。この受賞を励みに、私たちはこれからも限界に挑戦し、音楽が持つ変革の力で人々をつなぐユニークな体験を創り出し、ブランドの核であるアートと革新を称え続けてまいります。
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