note「推しのアーティストランキング」総合部門1位はSnow Man 急上昇部門1位はMrs. GREEN APPLE、話題となった記事も紹介
noteでの“推し活”記録から選出した「推しのアーティストランキング」(総合・急上昇の2部門)を発表。総合部門ではSnow Manが1位、急上昇部門ではMrs. GREEN APPLEが1位を獲得した。
本ランキングは、noteへの記事投稿数・投稿者数・PV数などの指標を複合的に分析して作成しており、ファンの“推しへの愛の記録”が反映されたもの。推しの魅力、沼落ち(※1)した理由を語ることで、推しを応援する仲間が増えファン同士の結束を深めている。
※1:沼にハマったように抜け出せないくらい、推しに没入している状態
2021年に流行語大賞にノミネートされた「推し活」は、若者世代だけでなく、幅ひろい世代に広がり、社会全体に定着。推しのアクリルスタンドとのお出かけや、推しをイメージした香水づくり、推しのぬいぐるみを自作するなど、推しを身近に感じられる、新たな応援の仕方も普及した。
noteではライブレポートや、新規ファン向けのおすすめ情報まとめ、推し仲間をさらなる沼へと引き込むエピソードなど、多種多様な話題が投稿された。総合・急上昇ランキングとともに、そのアーティストの魅力を語って話題になった記事を紹介している。
総合トップのSnow Manは、初の5大ドームツアー「RAYS」で61.5万人を動員。目黒蓮の月9初主演、ラウールさんのパリのモデル事務所所属、アルバム2作連続ミリオンも話題となった。5周年を迎える2025年1月には、ベストアルバムのリリースが発表されている。
急上昇トップは、5か月連続の新曲リリースや大型ライブが話題となり、「2024年もっとも聴かれたアーティスト」と称されるMrs. GREEN APPLE。2025年にはデビュー10周年を迎えるアニバーサリーイヤーとして、初のドキュメンタリー映画製作やベストアルバムの発売、全国の商業施設とのコラボイベントなど多彩な企画が発表されている。
ランキング概要
集計期間:2023年11月1日~2024年10月31日
※急上昇ランキングは前年の同期間と比較
集計対象:noteにアーティスト名のハッシュタグをつけて投稿された記事
分析方法:当該記事の投稿数、投稿者数、PV数、文字数等を複合的に評価
ランクインしたアーティストに関する話題の記事【総合部門】
第1位:Snow Man
・【Snow Man】推したちと出会った話|エマ
・こうして私はSnowManの歌声に落ちた!(渡辺くん多め)|カナリア🐥☃️
・パリコレで証明したSnow Manラウールのやり抜く力|インスタライブでも見られたプロ意識|海瑠-uru-
・渡辺翔太という人|花
第2位:乃木坂46
・推しの卒業を前に。- 乃木坂46 山下美月卒業コンサート -|tsuki | つき
・それは“あの夏”から続く道(乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」スタートによせて)|のぎし⊿
・乃木坂46の12年の歴史を、次の未来へ繋いでいく。「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」最終日を振り返る。|松本 侃士
第3位:藤井風
・「藤井風の曲、歌うのむずっっ!」から紐解く、彼の異次元ボーカルスキル|考える犬くん@音楽の話をしよう
・藤井風アジアツアーライブレポ(クアラルンプール)|北村匡平
・藤井風に気をつけなさい、愛し愛されるから【日産スタジアムライブレポ】|おゆろ
第4位:INI
・この世に大切な人が11人増えた話〜INI沼落ち記録〜|ライム
・INIというとても暖かい沼に落ちたというか浸かった話|お湯
・INIさんにどハマりした決意表明|aran
第5位:King & Prince
・「ここにいるふたり」|生命体
・真夏のピークを先取りしすぎていたKing & Princeとうちあげ花火|刺身
・「King & Princeの2人で大体の「若い日本人男性」役いけちゃう」説の検証|早時期 仮名子*1/19文フリ京都(みもすそ文庫)
ランクインしたアーティストに関する話題の記事【急上昇部門】
第1位:Mrs. GREEN APPLE
・嫌いになりかけていた音楽をMrs. GREEN APPLEに救われた話|モ
・共鳴|鈴の音
・現在ある”青”も、過ぎ去った”青”をも抱きしめる「ライラック」|のーりん
・Mrs. GREEN APPLEという魔法。|林檎
第2位:JO1
・JO1が11人と知った日から|数字のどれか
・JO1 沼落ちブログブームに乗っかった自分用記録|すずむし
・私にとっての香港とJO1|ナゲット
第3位:櫻坂46
・(セトリあり)私と櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-|りょーへーへー⊿
・櫻坂46 9th「自業自得」収録曲を聴いて〜|やまびこさん
・櫻坂46 8th Single「何歳の頃に戻りたいのか?」アートワーク Behind The Scene |Think & Craft
第4位:INI
・INIそして松田迅くんにハマった話1. |ぃぇ
・INIでバズった男が、やっとツアー参戦した話|熊本直拓
・重度難聴者がINIにハマった話|128
第5位:星野源
・僕の人生を変えた星野源の10曲|翠雨 しお
・星野源ファン目線の感想【オードリーANN東京ドーム】|にたこ
・【作品情報まとめ】星野 源のエッセイ集「いのちの車窓から」|KADOKAWA文芸「カドブン」note出張所
総評:noteプロデューサー 徳力基彦
今回、noteとして初めて推しのアーティストランキングを発表しました。他のエンタメ系ランキングと比較した本ランキングの特徴について簡単に考察してみたいと思います。
総合ランキングのトップ3は、Snow Man、乃木坂46、藤井風と、オリコンの年間ランキングなどでも上位に登場するアーティストがならんでいます。特に4位のINIがビルボードの年間シングル・セールス・チャートでSnow Manに続いて3位に入っていたことを考えると、やはりCD販売などで上位に入るような人気のあるグループが、推し活の延長としてnoteの記事が多数投稿されたり、多く読まれる傾向にあるようです。
急上昇ランキングも1位のMrs. GREEN APPLEはビルボードの年間トップ・アーティスト・チャートでも2位以下に大差をつけて1位となっており、納得の結果と言えます。また、2位のJO1はSpotifyのSNS上に最もシェアされたアーティスト&楽曲で2年連続1位となっており、今年はそのファンのSNS活動の選択肢にnoteも入ってきたことが想像されます。
一方、ビルボードジャパンの総合ソングチャートでダントツ1位を獲得した「Bling-Bang-Bang-Born」のCreepy Nutsや2位を獲得した「晩餐歌」のtuki.など、今年のヒットソングを生み出したアーティストは両方のランキングに入りませんでした。noteのような記事スタイルの推し活は、今年の話題曲を生んだアーティストよりも、比較的歴史のあるアーティストと相性が良いとも考えられます。
来年以降、このnoteの推しのアーティストランキングが他のランキングとどのような相関性を持って変化するのかにも、注目したいと思います。
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