「USEN MUSIC AWARD 2024」、Omoinotake、Creepy Nuts、三山ひろし、Benson Boon、ILLIT が各部門1位に
USENは、「USEN MUSIC AWARD 2024」として、オンエア実績やリスナーからのリクエストを基に独自集計した「2024年間 USEN HIT ランキング」を発表した。
本ランキングでは、今年1年、多くの飲食店や小売店をはじめ、商業・公共施設など店舗BGMを通して親しまれた“日本中で耳にした愛されヒット曲”を発表。J-POP、演歌/歌謡曲、洋楽といったジャンルをはじめ、SNS、K-POP、アニメなど流行に敏感な10〜20代の若者から支持を集める楽曲ランキングまで、合計7部門の年間ランキングの発表となる(集計期間:2023年11月24日〜2024年11月21日)※自社調べ。
J-POP部門の1位は、島根県出身のピアノ・トリオバンド、Omoinotake「幾億光年」となった。TVドラマ「Eye Love You」主題歌の今作。どんなに遠く長く離れても変わらない愛しい人への想いをストレートに綴った歌詞と、親しみやすいポップなサウンドが印象的で幅広い世代から支持を集め、5週連続累計6回1位を獲得、「月間」では半年間 TOP10 入りし、バンドの人気上昇とともに大躍進。Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」は8ヵ月にわたり「週間」TOP20内を賑わし2位、Mrs. GREEN APPLE はロングヒット中の「ライラック」が3位と、SNSや動画配信サービスの普及もあり、より長く、多くの人に愛され街鳴りした楽曲が際立つ結果となった。
SNS部門の1位は、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」となった。TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期OPテーマで中毒性の高い楽曲が国内外で大ヒット。SNSでオープニングムービーに合わせて踊る「BBBBダンス」チャレンジが大バズりし、5ヵ月連続「月間」1位を記録した。注目は3位に初登場のtuki.「晩餐歌」。顔出しを行わず活動中の高校1年生シンガーソングライターで、TikTokでサビを公開後から人気を集め、12ヵ月連続「月間」TOP10入りする快挙を果たした。アニメやドラマ主題歌、現代ならではの活動スタイルのアーティスト、K-POPグループなど、バラエティに富んだSNSランキングとなっている。
Creepy Nuts コメント
このたびUSENの2024年年間ランキングSNS部門でCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が1位をいただけたということで、ありがとうございます!多くの方にCreepy Nutsを聴いていただいて、とても刺激的な1年となりました!これからも応援していただけると嬉しいです!
演歌/歌謡曲部門の1位は、三山ひろし「恋・・・情念」となった。今作では恋の障壁に出会ってなお燃え上がる“情念の世界”に初挑戦。演歌ファンを魅了し、「月間」累計5回、「週間」累計17回 1位を獲得してめでたく年間1位に。2位の山内惠介とともに 10年連続のNHK紅白歌合戦出場が決定している。「昭和歌謡・昭和ポップスを現代に」というコンセプトで結成され、今年9月にデビューした新グループSHOW-WAのデビュー曲「君の王子様」が急躍進し、10位に初登場。年間ランキング常連の顔ぶれに、期待の新星の活躍も目覚ましい演歌歌謡曲界となった。
洋楽部門の1位は、ベンソン・ブーン「ビューティフル・シングス」となった。今年1月に発表したこの曲で世界10ヵ国以上のチャートでNo.1になるなど一気にブレイク。「週間」「月間」ともに半年以上TOP20内をキープする根強い人気で年間1位に輝いた。2位はデュア・リパ「フーディーニ」。昨年末から今年前半にかけて大きな支持を集めロングヒットとなった。ポスト・マローンやビヨンセのように有名アーティストがカントリー・アルバムをリリースするなど、カントリーソングも盛り上がりを見せた今年の洋楽シーンとなった。
K-POP部門の1位は、5人組ガールグループILLIT(アイリット)の「Magnetic」となった。今年3月にデビューして間もなく世界中で大バズり。ユニークで可愛らしい魅力に加え、中毒性の高い振付がSNSで話題となってZ世代の間で人気を集め大躍進し、初登場で「週間」16週ランクインを記録した。2位「EASY」と7位「CRAZY」はLE SSERAFIM。リズミカルで高難易度のパフォーマンスと、メンバーがプロデュース、作詞作曲に参加し自分たちの話を投影させるストーリーテリングが共感を呼んだ。SEVENTEENは K-POP アルバムの中で今年歴代1位の初動販売枚数を記録し、「MAESTRO」が3位に。TOP10には、圧倒的なダンスパフォーマンスを見せるアイドルグループやワールドツアーなど目まぐるしく活動を広げたアーティストばかりで勢いが止まらないK-POPシーンとなった。
アニメ部門の1位は、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」となった。TV アニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期OPテーマの本作は海外でも大ヒットするとともに、オープニングムービーでキャラクター達が踊る「BBBBダンス」を出演声優も動画サイトで踊ってみるなど、大きな話題となり、10ヵ月連続「月間」TOP20入りを記録した。TVアニメ「忘却バッテリー」主題歌、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」は放送開始と同時に「週間」1位に初登場し、勢いそのまま年間2 位に。TVアニメ「【推しの子】」主題歌のYOASOBI「アイドル」とGEMN「ファタール」や、国民的人気アニメ『映画ドラえもんのび太の地球交響楽』主題歌のVaundy「タイムパラドックス」など、作品やアーティスト人気の相乗効果が感じられる。作品の世界観に寄り添った楽曲や、アニメ特有ともいえる映像との親和性の高い楽曲が多くの人から支持される結果となった。
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