センイルJAPAN「推し広告︎」を商標登録、「公式広告」とファンが行う「推し広告」を見分ける手段に
センイルJAPANは、「推し広告︎」を正式に商標登録したことを発表した。
「推し広告」とは、ファンが推しを応援するための広告。センイルJAPANは、2018年12月より推し広告(センイル/応援広告)代理事業をスタートさせ、累計3,000件以上の推し広告サポートを行ってきた。2023年10月には、K-POPのみならずさまざまなジャンルの推しを応援するファンに親しみを持ってもらい、広告代理業務以外の推し活サポート事業を行うため、サービス名称およびロゴを変更している。
今回商標登録された「推し広告」は、元来2016年頃に行われた韓国のオーディション番組がきっかけとなって盛んになった応援文化で、韓国国内ではセンイル(お誕生日)広告という名で広まっている。
日本の市場では「センイル広告」「誕生日広告」「応援広告」などの名称が使用されているが、センイルJAPANは「推し」というキーワードに着目し、「推し広告」として再定義(「推し広告」の商標登録で変わること:「公式広告」と「推し広告」を見分けられるように)。
「推し広告」を行う上で、企業が行う「公式広告」とファンが行う「推し広告」が混同してしまう恐れが、権利元の事務所側の一つの懸念点として挙げられる。それを避けるために企業が行う「公式広告」とファンが行う「推し広告」は明確に違うということをわかりやすくする必要があり、今回の「推し広告」のマークをそれらを見分ける一つの手段として活用できるようにする予定だ。
広告・取材掲載