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10代が頻繁に利用するオンライン・プラットフォーム、YouTubeがトップに

ビジネス 海外

米国の10代が最も頻繁に利用するオンライン・プラットフォームは、YouTubeーー。米シンクタンクのピュー・リサーチ・センターが12月12日に公表した調査結果から、このような実態が明らかとなった。 

調査は9月18日から10月10日にかけて、米国の10代(13〜17歳)の1,391人を対象に実施。 

5つのプラットフォーム(YouTube,、TikTok、Instagram、Snapchat、Facebook)の利用頻度を尋ねた。 

毎日YouTubeを利用すると答えたのは73%(「ほぼ常時」の15%を含む)。2位はTikTokの57%で(「ほぼ常時」は16%)、これにInstagram(50%)、Snapchat(48%)、Facebook(20%)が続いた。 

Instagramをほぼ常時利用している割合は、2023年の8%から12%に拡大した。  

10代のおよそ半数は、毎日InstagramかSnapchatを利用。うち約10人に1人は、5つ全てのプラットフォームをほぼ常時利用しているという。 

回答者の3分の1は、全5つのサイトのうち、少なくとも1つをほぼ常時利用していた。 

一方、プラットフォーム別の利用経験については、こちらもYouTubeが首位で90%が一度は使ったことがあると答えた。2022年からは5ポイント低下。次いで、TikTok(67→63%)、Instagram(62→61%)、Snapchat(59→55%)だった。 

FacebookとX(旧Twitter)の利用率は過去10年間で激減。 前者は2014〜2015年の71%から32%に、後者は同33%から17%にそれぞれ落ち込んでいる。 

WhatsAppの利用者は23%。Redditは14%、Threadsはわずか6%だった。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「アメリカ10代の73%が毎日YouTubeを使っている。TikTokは57%、インスタ50%、スナチャ48%で、FBとXは利用率が10年で激減。以下は別件だが日本の15〜65歳で音楽が聴かれた場所は1位YouTube(26.4万pt)で、Spotify(20.8万pt)、Apple Music(12.8万pt)、DL(9.7万pt)、YouTube Music(9.5万pt)、CD等(6.8万pt)、テレビ(2.2万pt)、ラジオ等(1.4万pt)、TikTok(0.8万pt)となっている。18年前、誕生して1年のYouTubeをGoogleが2,000億円で買収したときは「高すぎる」と批判を受けたが同社は「YouTubeは次世代のテレビになる」と強気を崩さなかった。 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。