NTT×NTT東日本×TBSの共同施策、IOWN APNによる生放送の音声リモートプロダクションを「輝く!日本レコード大賞」で活用
日本電信電話株式会社(以下「NTT」)と東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」)とTBSテレビは、映像・音声プロダクションの効率化と高度化に向けて、制作拠点と撮影現場をIOWNオールフォトニクス・ネットワーク(以下「APN」)で接続するリモートプロダクションの地上波生放送音楽番組における活用に成功した。
映像制作において、撮影現場と制作拠点をネットワークで接続し制作を行う手法であるリモートプロダクションなどの映像・音声プロダクションDXは、中継車で多くの機器を現地に用意し、多くのスタッフを現地に派遣する必要があるという業務効率化の課題、さらには人口減少による映像・音声系技術者数の不足といった社会課題の解決にも寄与することが期待されており、実現に向け、映像・音声制作装置や技術の標準化や集約化が進んでいる。
また、スタジアムや劇場で実施する大規模なイベントにおいては、中継車や制作スタッフを大量に現地に送り込むことが必要であり、そのコスト抑制と高品質な制作を行う制作環境の確保が課題となっていた。
今回の取り組みでは、TBSの赤坂スタジオサブ(東京都港区)と生放送の音楽番組「輝く!日本レコード大賞」を実施している新国立劇場(東京都新宿区)を、大容量・低遅延・ゆらぎなしの特徴を持つAPNで接続。TBSの赤坂スタジオサブに配備されたミキサーなどの音声機器にAPNで接続することで、音声リモートプロダクションを実現し、現地制作スタッフの人数低減に繋げた。
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