ソニーグループ、ブロックチェーンを中心とした包括的なWeb3ソリューションの提供を開始
ソニーグループ傘下のブロックチェーン関連会社3社(ony Block Solutions Labs Pte. Ltd.、S.BLOX、SNFT)は、ブロックチェーンのメインネット”Soneium(ソニューム)”の一般公開と、暗号資産取引サービスのリニューアル版および、NFT発行プラットフォームの提供という三つの新たな取り組みを開始する。
Web3の基盤インフラであるブロックチェーンからアプリケーションレイヤーまで、包括的なソリューションを提供することで、クリエイターのクリエイティビティの拡張やファンコミュニティへのエンゲージメント強化のサポートに取り組む。
インターネットは世界中で利便性向上に寄与した一方で、膨大な情報やインターネット上の経済圏が中央集権的に管理されるようになり、Web3はその集中した権力を分散させるために発展してきた。一方、Web3技術やサービスの利用者は現在一部のコアユーザーに限定されており、圧倒的な活用事例の創出が待望されている。
今後クリエイターの活動が多様化する中で、Web3におけるコンテンツはよりインタラクティブ性を高め、ファンとクリエイターの接点が増強されることが予想される。ソニーグループは多様な事業において、クリエイターやそのファンへの価値提供を積極的に行ってきたが、Web3という新たなインターネットの時代に、包括的なソリューションを通じて、クリエイターやファンがメリットを享受できるユースケースを提供することを目指す。
また、ソニーグループはこれらのWeb3サービスを活用し、クリエイターとファンに新たな価値提供をする目的で、グループ内のエンタテインメント関連の企業と実証実験を予定している。Fan Marketing Platformを使用して、ソニュームのネットワーク上でNFTを発行する施策を企画しており、Web3技術を活用した各IPのファンへの価値提供とエンゲージメント拡大を目指す。なお、各企画は2025年1月中旬から2月にかけて順次開始予定。
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