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元ヤマハの故・平野勝彦氏と西元哲夫氏が「MIDI生涯功労賞」受賞

ビジネス 音楽業界

表彰式 左から3人目が三浦大輔氏

米国のMIDI規格管理団体であるMIDI Associationは現地時間1月23日、MIDIの開発・発展への貢献を評し、ヤマハの元従業員である平野勝彦氏(故人)と西元哲夫氏に「MIDI Lifetime Achievement Awards 2025(MIDI生涯功労賞)」を授与した。

表彰式は米国カリフォルニア州アナハイムにて現地時間1月21日から25日まで開催した楽器見本市「2025 NAMM Show」のMIDI Associationブースで行われ、一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)MIDI規格委員会委員長であり、同社の電子楽器事業部電子楽器開発部音源プラットフォームグループ長の三浦大輔氏が代理で同賞を受け取った。

MIDI(Musical Instrument Digital Interface)は、ヤマハをはじめ日米の楽器メーカーが制定した、電子楽器やコンピュータに音楽の演奏情報を伝達するための統一規格。メーカーや機種にかかわらず演奏データをデジタルで送受信できることから、電子楽器の世界を飛躍的に成長させ、音楽制作の発展にも大きく寄与した。

ヤマハ電子楽器事業部長 阿部征治氏

電子楽器業界全体のこれまでの発展に、演奏情報の規格化は必要不可欠な要素でした。実際の規格策定に携わった平野氏、西元氏の功績が評価され、このたびの受賞となったことを大変誇りに思います。今後も、当社製品に搭載されるMIDIを通じて、世界中のお客様の楽器演奏や音楽制作を支援し続けてまいります。

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