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Weverse、累計ダウンロード1.5億回を突破 ユーザー年間成長率は19%に

ビジネス 海外

韓国のHYBEが手がけるスーパーファン・プラットフォーム「Weverse」は、1月23日に公表した「2024 Global Fandom Trend Report」の中で、2024年8月に全世界での累計ダウンロード数が1億5,000万回を達成したと明らかにした。 

アーティスト・コミュニティー数は、前年比38%増の162件。ユーザーベースは全地域で2桁の伸びを見せ、平均成長率は19%だった。 

2024年には新たに16組のグローバル・アーティストがWeverseに参加。アリアナ・グランデ、デュア・リパ、ミーガン・ジー・スタリオン、コナン・グレイらが、北米、欧州、アジアにおけるユーザー数の伸びにをけん引した。日本の成長率は22%。 

総投稿数はアーティストが20万6000件、ファンが3億7,000万件だった。 

ダイレクトメッセージ(DM)の人気はますます高まり、アーティストは69万8000通、ファンは9,636万通のDMを送信。55%のアーティストが少なくとも2日に1回はDMを送っているという。 

リアルタイムでコミュニケーションできるWeverse LIVEでは5,787件、合計4,779時間のライブ配信が行われた。視聴者数は1,125万人、総再生回数は4億2,600万回を記録した。 

Weverse Shopで販売された商品は2,060万点で13%拡大。アルバムやグッズなどのフィジカル製品は10%、アーティスト公式メンバーシップなどを含むデジタル製品は24%それぞれ伸びた。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「昨年はスーパーファンが世界の音楽産業の大きなテーマだったが、プラットフォームとして牽引してきた韓国Weverseが昨年夏時点で1億5000万DLに到達。日本のユーザ数も22%増でかなり伸びた。記事にはWeverseでのアーティストの取り組みが数値で紹介されているので、参考にしていただければと思う。DMが人気で大半のアーティストが2日に1回送信、ライブ配信の視聴者数はプラットフォーム全体で1,125万人、オンラインショップもデジタル・物理ともに好調だ。」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。