広告・取材掲載

広告・取材掲載

Threads、投稿に音楽を追加する機能を開発中 次期TikTok候補に?

ビジネス 海外

米メタ・プラットフォームズは、Threadsで投稿に音楽を追加する機能を社内でテストしている。同社の話を元に、TechCrunchが1月16日伝えた。 

メタの他のソーシャルアプリ(InstagramとFacebook)では既に利用できる機能だが、Threadsに導入することで競合のX(旧Twitter)との差別化に加え、これまで音楽発見に活用されてきたTikTokからのユーザー流入も視野に入れている可能性がある。 

Xは音楽ライセンス契約を締結していないが、一方のメタは昨年にユニバーサル ミュージック グループ(UMG)やワーナー・ミュージック・グループ(WMG)とライセンス契約を更新している。対象にはThreadsも含まれており、音楽権利者に新たな収入源がもたらすことが期待される。 

Threadsではこのほか、プロフィールに表示名を設定したり、カバー画像を追加したりする機能も社内でテストされているが、いずれも導入時期などは不明だ。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「TikTok、Instagramに続きThreadsも音楽対応を進めている。レーベルとライセンス契約できれば一般ユーザーが契約アーティストの音楽を使った動画を投稿できるようになるが開発元のメタ社はすでにレーベルと契約済み。おそらくTikTokなどと同様、「この楽曲を音楽アプリに追加」ボタンも用意されるだろう。記事にあるとおりXは音楽ライセンス契約を締結しておらず、マスク氏の買収から始まったX(Twitter)離れを狙って出来たThreadsはXとの差別化を想定しているようだ」

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。