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WOWOW、24年4月~12月期は26%減益

ビジネス 音楽業界

WOWOWは1月31日、2025年3月期第3四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年12月31日)を発表した。

同社グループの業績は、会員収入が減少したものの、映画事業や番組販売等その他収入の増加や、グループ会社の売上が増加したこと等により、売上高は564億4,400万円と前年同期比11億1,000万円(2.0%)の増収となった。しかし、番組費等の費用が増加したことにより、営業利益は14億9,700万円と同9億2,600万円(△38.2%)の減益、経常利益は22億100万円と同7億8,200万円(△26.2%)の減益となった。同社保有の上場有価証券1銘柄の売却を実施し、投資有価証券売却益を計上した一方、4Kチャンネル「WOWOW 4K」の放送サービス終了及びコンテンツ情報統合管理システムの開発中止を決定したことによる減損損失を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億8,900万円と同10億6,800万円(△60.8%)の減益となった。

メディア・コンテンツは、会員収入が減少したものの、映画事業やグループ会社の外部売上高が増加したこと等により、売上高は521億4,000万円と前年同期比6億600万円(1.2%)の増収となったが、番組費等の費用の増加によりセグメント利益は16億9,200万円と同9億5,600万円(△36.1%)の減益となった。

テレマーケティングは、外部顧客のテレマーケティング業務等の売上が減少したものの、前期に買収した「フロストインターナショナルコーポレーション㈱」の売上が、当第3四半期連結累計期間の期首から反映されていること等により、売上高は70億5,900万円と前年同期比3億5,100万円(5.2%)の増収となった。外部顧客からの売上減による利益減をフロストインターナショナルコーポレーション㈱の利益でカバーできず、セグメント損失は1億9,800万円(前年同期はセグメント損失2億2,900万円)となった。

通期業績予想は、2024年10月31日に公表したものを据え置いた。

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